【FX】こむぎの日記

あくまで個人的な意見です 最後の判断は自己責任で

【FX】ハイレバレッジは危険じゃない!? 多くの人が勘違いしているレバレッジの話

皆さん初めまして!こむぎです!

今日から定期的にFXに関するブログを書いていこうと思います!

 

さて、今日はレバレッジの話です

レバレッジと聞くと皆さんどんなイメージを思い浮かべますか?

【高すぎると危険?】 【借金負うかも?】

日本では現在、レバレッジ25倍という規制がかかっています

また、多くの人が「ハイレバレッジは危険だ」と口をそろえて言うのでマイナスなイメージが強いんじゃないでしょうか?

 

実はこれ、厳密にいうと間違いなんです

今日はそういう話をしていこうと思います!

 

 

 

 

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1.レバレッジはいつから規制されたのか

 実は日本のレバレッジは初めから25倍の規制があったわけじゃないんです。

 2009年に定められた「金融商品取引業等に関する内閣政令」、日本のレバレッジ規制はここから始まりました…

実際にレバレッジが規制されたのはその1年後の2010年8月1日、この時点では経過措置として1年間レバレッジを最大50倍までという規制がされました。

そして経過措置後の2011年8月1日以降にはレバレッジを最大25倍までと決定され、今に至るわけです。

 

1年前にはレバレッジ規制が10倍まで強化されるとかなんとか言われてましたね。いつになるのか知りませんけど…

ちなみにレバレッジの規制が入って以降、日本の証券会社は口をそろえて「レバレッジが高いと危険」と言うようになりました。

それまではレバレッジが高いほうが有利とか言ってた気が…

 

 

 

2.レバレッジには二種類ある

 先ほど証券会社はレバレッジ規制がかかってから「レバレッジが高いと危険」と言い始めたという話を少しだけしました。

 

規制がかかるまでは有利と言っていたのに今では危険といっている。

【じゃあ証券会社は嘘ついてるの?】【結局どっちがほんとなの?】と思われた方もいるかもしれません。

 

実はこれ、どちらもほんとなんです

ただ、厳密にいうと

ブローカーが許容するレバレッジ(許容レバレッジ)が高いと有利

自分でコントロールできるレバレッジ(実行レバレッジ)が高いと危険

と、言う表現が正しいです。

 

ここからはこの許容レバレッジ実行レバレッジについて話していきたいと思います。

 

 

 

 2.1許容レバレッジについて

   まず初めに言っておくと、この許容レバレッジという言葉に関しては私が使っている造語です。どや顔で人に言っても通じません。

 

さて、先ほど許容レバレッジが高いと有利と言いました。

では、実際に1万通貨を建てる時に許容レバレッジの違いによってどのくらいの差が出るのかをいうのを見ていきたいと思います。

ここではドル円を【1ドル=100円】の時に1万通貨(100万円)売買した場合の必要証拠金と、100pips動いた場合の損益を比べていきます。

 

今回の比較では、日本の一般的な証券会社の許容レバレッジである25倍と、私がよく使っているXMという海外の証券会社の許容レバレッジである888倍を比較していきます!

 

 ◯25倍の場合◯

まずは25倍の場合です

許容レバレッジ25倍の場合、1万通貨(100万円)を建玉するための必要証拠金は

100万÷25=4万

 で4万円になります

 

建玉した後に100pips逆行した場合の損益は【-1万円】です

 

◯888倍の場合◯

次に888倍の場合です

許容レバレッジ888倍の場合、1万通貨(100万円)を建玉するための必要証拠金は

100÷888=1126.126…

1126円になります

 

建玉した後に100pips逆光した場合の損益は【-1万円】です

 

 

 

もう分かりますよね?

許容レバレッジが高くても、持っている枚数が同じであれば損益に差は出ない。

しかし、必要証拠金には大きな差が出る

と、いうことです。

 

これが許容レバレッジが高いと有利と言われる理由です。

 

 

 

 2.2実行レバレッジについて

  次に実行レバレッジの話です。

実行レバレッジに関してはちゃんと存在している言葉なので聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?

 

先ほど、実行レバレッジに関しては自分でコントロールができると言いました。

これについて書いていこうと思います。

 

まず、実行レバレッジというのはこのような計算で出すことができます

為替レート×取引数量÷有効証拠金残高

このままだと少しわかりづらいと思うので実際の例を見ていきましょう

 

例えば、有効証拠金が100万円の時にドル円(ここでは1ドル=100円とする)を1万通貨取引した場合は

100円(為替レート)×1万(取引数量)÷100万円(有効証拠金)=1倍

で実行レバレッジは1倍です

 

では、さっきと同じ状況で10万通貨取引するとどうなるかというと…

100円(為替レート)×10万(取引数量)÷100万円(有効証拠金)=10倍

で実行レバレッジは10倍になります

 

要するに【自分の有効証拠金に対して多くの枚数のポジションを持つ(実行レバレッジを高くする)とリスクが上がる】

だから実行レバレッジが高すぎると危険なんです。

まあ当たり前の話ですよね。

 

 

 

◯最後に◯

いかがでしたか?

許容レバレッジと実行レバレッジの違い、理解していただけたでしょうか?

最後まで読んでくださった方は許容レバレッジが高い海外の証券会社が危険というわけではないということが分かったと思います。

 

これからは、定期的にこの様なFXに関する記事を書いていきたいと思います。

モチベーションになるので、もしよろしければコメントやシェアよろしくお願いします!!

 

 

 

 ↓今回比較に使った海外の証券会社です

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